スタッフブログあらたま通信

オンラインでプチ同門会

コロナの勢いがおさまらず、自宅と職場を行き来する毎日が続いております。

この単調な毎日にメスをいれるべく、先日Zoomでオンラインでのプチ同門会を開催しました。
またの名を『臨検 婦人会定例会』とも言います(臨検というのは、我が医局の昔ながらの愛称です)。
参加メンバーは、松山日赤の近藤しおり先生、愛媛大学の羽立先生、九州大学に国内留学中の東岡先生で、みんな近藤先生に師事した松山日赤を第2のふるさととするメンツです。
対面で会えない寂しさはありましたが、オンラインならではの、県外の仲間とつながれたのは嬉しい誤算でした。

オンラインでの井戸端会議(?)は少々緊張しましたが、気心知れた仲間と過ごす時間は何にもかえがたい貴重な時間でしたし、久しぶりに心の底から笑いました。

このコロナ禍で、大学病院、市中病院、開業医と各々の役割や苦労がありますが、情報交換をしながら、自分にできる限りで精一杯頑張ろうと思えた機会でした。

(院長 松下)

  

残暑お見舞い申し上げます。

暦の上では立秋を迎えましたが、熱中症警戒アラートが出されるなど暑さが厳しい日が続きますね。毎日お会いする患者様達とも、暑いですね!が挨拶代わりとなっています。

この暑さの中でも比較的涼しい時間に、水分補給しながら日課のウォーキングや様々な運動をされている患者様がおられます。私も3月から、体調や体重管理、気分転換のためウォーキングをしていますが、ここ1ヶ月ほどは暑さや忙しさを理由にお休み期間になっています。徐々に再開させたいと思います。

現在、熱中症のような症状で受診される方がおられます。
運動や屋外での仕事、お庭の手入れ等の際はもちろん、室内にいる時でも、吸湿性や通気性の良い衣類の選択、帽子の着用、こまめな水分補給と休息、常にすぐ連絡が取れる環境を整えること等が大事ですね。今は室内外問わずマスクを着用することが習慣となっているので、喉が乾いていなくてもこまめに水分をとる、他者との十分な距離がとれる場所では一時的にマスクを外す、少しでも体調に変化を感じれば無理をし過ぎない等いっそう注意が必要ですね。

おわりに、我が家の涼を感じる、家庭菜園の緑、夏の風物詩風鈴の写真です☆
しっかり栄養、休息をとりながら、一緒にもうしばらく続く暑さを乗りきりましょう‼

(看護師 尾﨑)

夏のパワー充電 !!

うだるような暑さが続いていますが、皆さま夏バテはしていませんか?

東京オリンピックの熱戦とチームジャパンの躍進が続く中、私はテレビのチャンネル選びに毎日頭を悩ませています。

そして、今年も行ってきました!ひまわりパワー充電!!

コロナ禍ですので、マスク着用・十分なディスタンス・短い滞在時間を徹底しましたが、それでも大きなパワーをもらいました。太陽に向かってまっすぐ伸びて、大輪の花を咲かせるひまわり達。
凛とした佇まいに『頑張れよ!』と背中を叩かれた気持ちになりました。

長引くコロナ禍でどうしても気が緩みがちですが、明日からまた一段と気を引き締めて感染対策と安心安全な診療に努めたいと思います。

(院長 松下)

糖尿病ロールプレイセミナー(リス☆カン)に参加して

先日オンラインでリス☆カンに参加ささていただきました。

「リス☆カン」とは、ロールプレイを中心とした療養指導のトレーニングセミナーです。患者役、指導士役、観察者役をそれぞれ交互に行い、他者から自分の療養指導に対するフィードバックをもらうことによって、①自身の医学的知識やコミュニケーションスキルを確認し、②療養指導に対する自身の新たな「気づき」や「自信」を得ることを目指す実践形式の企画です。

毎日たくさんの糖尿病患者さんとお話させていただく中で、自分の療養指導を客観的に見直せるとてもよい機会になりました。
その中で印象に残っていることは、患者さんの行動変容をあせらないことです。

月に1度の受診で限られた時間の中での療養指導のため、食事や運動の話をしてしまいがちです。この1ヶ月の生活はどうたったか、食べ過ぎていないか、運動は継続できているか、、、たくさんの質問をしているなと感じました。

まずは、患者さん自身が仕事や家庭でのさまざまな役割を果たしながら、自分なりに糖尿病に向き合っている、食事や運動に取り組んでいるということに寄り添っていきたいなと改めて思いました。
一方的に情報を伝えるのではなく、年齢・仕事・家庭等々個別性を重視して、信頼関係を構築していく必要性を感じました。

自分の指導の傾向を知り、私自身も一緒にステップアップしていきたいと感じました。

(看護師 武田)

インスリンポンプ勉強会

今年、2021年はインスリンが発見されて100年の節目の年です。
インスリンが発見される前は、多くの糖尿病患者さんが命を落としていました。
インスリンが発見され治療薬となって、多くの命が救われましたが、当初はアレルギーや数時間毎の注射が必要であったため、夜もぐっすり眠れませんでした。
その後改良され、1日1回製剤や食直前や直後に注射する製剤も登場しました。
それでも、思わぬ低血糖に悩まされたり、1日に4回も5回も注射をしないといけませんでした。

そして登場したのが、インスリンポンプ。正式名称は『持続皮下インスリン注入療法』と言います。
時間ごとにインスリン量を細かく設定でき、血糖値が安定しますし、機種によっては低血糖を事前に感知してインスリン注入を自動停止するので低血糖に悩まされることも少なくなります。
しかし、インスリンポンプもいい所だけではありません。
欠点のひとつに、注入部位とポンプがチューブでつながれているため、拘束感や服装選びに悩む患者さんがおられます。

先日行った勉強会では、その悩みを解決すべく登場した、チューブfreeのパッチ式インスリンポンプについて学び、実際に装着してみました。
従来のポンプよりも操作や装着は簡単にできた印象でした。スタッフもパッチ式という新しいスタイルにとても驚いていました。

インスリン発見から100年、インスリンはどんどん進化しています。私たちも一人ひとりの患者さんの生活に適した治療を提供できるように、今後もしっかり勉強していきます!!

(院長 松下)

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