保険証の代わりにマイナンバーカードで受診される患者様が少しずつ増えてきました。
このマイナンバーカードですが、カード自体の有効期限とは別に「電子証明書の有効期限」が設定されています。
成人の場合、有効期限は
・マイナンバーカードは発行日から10回目の誕生日まで
・電子証明書は発行日から5回目の誕生日まで
と、マイナンバーカードより、電子証明書のほうが早くなっています。
電子証明書はコンビニの端末で公的な証明書を交付したり、スマートフォンやWebサイトでマイナポータルへログインしたりする際に必要になります。
カードが有効期限内でも、電子証明書の期限が切れてしまうと、こういったサービスが利用できなくなり、医療機関でもマイナンバーカードでの受付ができなくなります。
有効期限を迎える方には、2~3ヶ月前を目途に有効期限通知書が送付されるので、マイナンバーカードと有効期限通知書をお持ちの上、お住まいの市区町村窓口で更新手続きをお願いいたします。
(有効期限切れ以外にも、住所や名前の変更でも電子証明書は失効するようです)
そしてマイナンバーカード制度に便乗した特殊詐欺や、不正な勧誘にもご注意ください。
他人にカードを渡さない!
暗証番号を教えない!!
これはマイナンバーカードもキャッシュカードも共通ですね。
「代理で更新手続をする」と言ってマイナンバーカードを預かろうとしたり、「ポイント還元の手続きのために」と暗証番号を聞き出そうとする不審な電話やメールがあった場合、まずは家族や警察など信頼できる方にご相談ください。
(受付 松崎)