愛媛は秋から冬にかけてさまざま柑橘があります。
温州みかん・紅マドンナ・せとか・いよかん・甘平…。果物は一年を通して旬なものがあります。血糖コントロールには果物の摂りすぎにも注意が必要です。特に冬場、みかんの食べ過ぎで血糖コントロールが乱れる方がいらっしゃいます。
果物の糖分は「果糖」と呼ばれます。
血糖値は血中のブドウ糖の濃度なので、果糖が直接的に血糖値をあげることはありません。
しかし、過剰に摂取すると果糖の過剰摂取により中性脂肪の増大や肥満をきたす恐れがあります。
そのため、1日のめやすは握りこぶし2個分くらいの量になります。
バナナなら1本、リンゴなら半分、みかんで2個程度です。重ねて食べるときは、それぞれの量を減らすようにしましょう。
果物のジュースは、液体のため、さらに吸収が早くなります。できる限り飲まないようにする方が安心です。
適度な量をおいしく食べて寒い冬を乗り越えましょう。
(看護師 武田)