スタッフブログあらたま通信

世界糖尿病デー

今年も11月14日、世界糖尿病デーがやってまいりました。

みなさん、復習です。
なぜこの日が制定されたか、もうご存じですね。

1921年にインスリンを発見したバンティング先生の誕生日です。
インスリンの発見により、糖尿病が『不治の病』でなくなりました。
そして今、『糖尿病』という言葉が『ダイアベティス』に変わろうとしています。

理由はいくつかありますが、『糖尿』や『尿』という言葉が、病態を誤解させたり、偏見を助長させる可能性があること。また世界的には『diabetes(ダイアベティス)』として統一表記されていることなどです。
まだ確定ではありませんが、みなさんも今後の動向に注目してくださいね。

11月9日には大街道で恒例の糖尿病啓発イベントに参加してきました。

血圧・血糖や筋力測定コーナー、栄養相談や歯科・医療相談ブースもあり、様々な職種のスタッフが啓発活動に取り組んでいました。

今年大ヒットした映画『国宝』でも取り上げられていましたね。
糖尿病という言葉を聞いたことがない人は少ないと思いますが、だからこそ先入観や誤解もうまれがちです。

私たちは引き続き、正しい知識の啓発と最新の情報を学び、糖尿病の予防や、糖尿病をもつ方の生活が豊かになる支援を行っていきたいと思います。
当院でもブルーサークルでみなさまのお越しをお待ちしています。

(院長 松下)